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市政報告通信 vol.2

まちのこえから始まる政策を

第2の人生 生きがい作りを!

「定年退職後の生き甲斐がほしい夫は働いていたときは活き活きしていたのに、退職後元気がなくなってしまった。健康的な趣味や習い後ごと、働き口を探したい。」

そんなご意見をたくさん寄せて頂いたためです。

60代の女性より、ご主人のことをお伺いしました。

「これからも友人関係を築く場があれば、人生を更に有意義に過ごせそう。」

超高齢化社会にそんなご意見をたくさん寄せて頂きました。 ご年配の方々が、いつまでも地域社会と関わる手段として、①就労 ②趣味活動 ③生涯学習、などがあがります。

佐竹質問
定年延長により65歳以上の男性が増え、また女性登録数も増えた伊丹市シルバー人材センターへの今後の支援はどのようになっていますか。
当局回答

伊丹市役所からの支援として、今までは、公共事業の優先発注を推進し、就業機会確保に努めてきました。

更に、本年10月に初めて、シルバー人材センターの現況や受注可能な業務について、市職員への説明・相談会を開催し、公共事業における新たな業務の発注に繋げていく予定です。

市役所は、空白の時間を持たせておかなければ年間を通して仕事が回りにくい職場だと認識しています。昨年の災害時も緊急の仕事が多々発生し、業務が一度におりてきました。

佐竹再質問

趣味のサークル活動が多くなり、生涯学習もまた今後の地域の居場所の一つとして大切だと感じます。
市内生涯学習施設で長期に渡る学習の場としての活用実績はありますか。また、今後新たな取り組みがあれば教えてください。

当局回答

現在も、中央公民館では、『まちなか公民館事業』、ラスタホールでは『ラスタ教養大学』、他きららホール・ことば蔵、博物館でも独自事業をされています。

今後、施設間の連携を図り、更なる拡充を進めていきます。

9月4日は、ご長寿お祝いの会・金婚ご夫婦祝賀会が開催されました。
100歳以上の方が市内に77名おられ、最高齢の方は108歳と、人生100年時代が現実となる中、いつまでも生き甲斐を持ち楽しく生きるシニア世代拡充に向けて取り組みを進めたいと思います。

「犠牲者ゼロを目指して。」もしもの避難所!もっと身近に!

伊丹市女性消防団にて活動を広げている、避難所運営ゲーム(HUG)では、避難所をどのように運営するか考えます。

例えば、
「杖をついた男性とその付き添いの女性をどこのお部屋に移動してもらいましょうか。」

「赤ちゃんを連れたご夫婦が非難されてきました。どんな物資が必要でしょうか。」

「外国人旅行客の学生さん4名が避難されてきました。中国語・英語の避難所説明はありますか。」

こういった、非難してきた方々への対応を考えます。また、指示への対応もあります。

「お手洗いが使えません。どうしたらいいですか。」

「近隣の会社から救援物資として毛布が60枚届きました。誰から配布しますか。」

「災害対策本部です。避難してきている方の名前と住所を共有してください。」

かるたのようなカードに記載された事柄を、次から次に読み上げることで、慌ただしい避難所を想定します。
避難所運営ゲームを進めると、災害弱者のための避難所対応が難しく事前の入念な用意なくしては対応できないことがわかります。

佐竹質問
避難所において要援護者や海外旅行者などに対して、どのような対応をされていますでしょうか。
当局回答

ハンディキャップの内容が障がいの内容や程度によって異なるため、災害時要援護者支援窓口を設置します。避難所管理運営者や保健師による面談や巡回により健康状況を中心に把握に努めます。

また外国人へは、避難者名簿による状況把握や通訳者の配置なども行います。

佐竹再質問

電信柱や、市が管理しているコミュニティ掲示板市内168カ所を活用しての避難所の明記は市内全域で統一されていますか。

また、今後更なる防災意識向上を目指して、他自治会管理の掲示板でも同様の明記を行うのはいかがでしょうか。

当局回答

市管理の掲示板は標高や地図上での位置・近隣の避難場所とルートを明示しています。

他、企業管理の電信柱や自治会管理の掲示板は管理者との協議の元、避難所明記を進めています。

「掲示板」
①コミュニティ掲示板 168箇所
②自治会管理の掲示板 560箇所
市管理は統一しているが、自治会管理のところは進行中。

「電信柱」
関西電力の関連企業との覚書を締結し、電柱の広告看板に掲載を進めている。

介護者や介護されている人、乳児幼児、障がいをお持ちの方等、全ての人に行き届く避難所運営の準備を進める伊丹市を目指し取り組みを進めます。

つどいつながる地域の居場所 その広がりを行政から

地域の居場所を作る、NPO法人の代表や自治会の役員の方、イベント主催の方より、ご意見を頂きました。

「新しい参加者に来てもらうことが難しい。」

「どんな広報を出したら集客できるのか分からない。」

「公的な力で地域の輪を広げられたら嬉しい。」 

どの団体も共通して困っている、集客方法。参加者の増員や周知を広げる広報を知りたいと考えておられます。
そのためには団体同士のつながりも必要です。

佐竹質問
団体同士や主催者同士の横のつながり作りのための中間支援団体立ち上げの支援について、どのような支援がありますか。
当局回答
市民活動団体間における情報共有の場として、「市民活動交流会」の実施や、お互いの団体の強みや特徴を参加者に伝える「市民みんなが先生徒講座」などの実施をしており、各種講座後の交流会も実施しています。
佐竹質問
まちづくりプラザの指定管理者選定選定において、伊丹市内でのニーズに合わせてよりよい支援を行うために、今後どのような運営を考えておられますでしょうか。
当局回答
現在、スワンホールの大規模改修を経て、場所を移転します。
社会教育を推進する中央公民館と隣の立地となることで、公民館で学ばれた市民の方が、市民活動として公益的な活動に発展させていく窓口となるよう連携をはかります。
活動しやすい環境作りにより、市民の参画と協働によるまちづくりを推進していきたいと考えています。
地域の輪作りための交流の場。伊丹で出会い恋をして、家庭を作り、家を構え、子育てをして。
見守る存在がいる安心感から、最後まで伊丹にいたいと感じられる地域を。確実な世代交代のため、精力的に地域活動を広げる方の応援を進めたいと思います。

視察へ行きました!

8月7日
都市企業常任委員会視察
横須賀市役所 空き家対策 

市場への流通を目的としての、空き家活用を進めています。
地域活性化に向けた補助金交付に向けた取り組みなどを見てきました。
店舗活用や地域活動・ボランティア活動の拠点を作り、地域のつながりを作ります。

8月8日
都市企業常任委員会視察
練馬区役所 無電柱化

無電柱化計画を進めた練馬区役所に視察に行きました。
美しい景観のまちづくりと都市防災を目的とした長期に渡る施策です。

実際に街を歩き、電柱がない空を見上げながら計画をお伺いしました。

8月28日
会派視察
豊中市 3Rセンター
伊丹市中央 スクールきると

スクールきるとでは、就職に必要な知識習得の支援をしており、高校卒業後の若い世代に向けて教えています。

3Rセンターでは、障がい者雇用の就職先確保として、回収された資源の選別作業があります。