地域
伊丹市ご当地ポストの進捗
今後、寄付金の活用など財源確保を前提として、ブランドイメージ促進につながるご当地ポストの検討を進めて参ります。
財源の捻出につきまして、郵便局との調整と、ふるさと寄付のにぎわい基金・市長におまかせの活用なども視野に入れて進めていただきたいです。
教育
のびる伊丹市の大幅改訂
今年度、公募型プロポーザル実施に踏み切って頂きました、伊丹市小学校社会科副読本、のびる伊丹市。小学校三年生・四年生の児童の学習に活用し、郷土愛の醸成や伊丹の歴史や地理を学習し本市への理解を深めるための副読本となっています。今回の改訂は全体の編集に伴い、デザインの見直しを合わせて行っていただき、電子データとしても納品を行なう内容となっております。
昔ながらの表紙含む、のびる伊丹市に愛着をお持ちの方が多く、そのお声は多々頂いておりましたが、今はユニバーサルデザインも普及し、それにあわせたフォント改訂での公募内容としていただきました。実際に学びを得る、子どもたちを対象に、読みやすい字体やフォントを使用すること、また、図式やイラストの取入れについての検討も、他市比較の上進めていただきたく考えておりますが、現段階での構想やイメージはいかがでしょうか。
長年にわたり親しまれてきた、本市の小学校副読本【のびる伊丹市】の内容を引き継ぎ、より学習効果の高いものになるよう努めます。
2年に1度の改訂において、今回はプロポーザル公募を取り入れていただきましたが、その予算だては今回どのようにしていただいたのでしょうか。
近隣市、池田市の副読本【わたしたちのまち池田】を見たときに、本市の副読本【のびる伊丹市】との差異を感じ、今回質問しました。学校教育において、地域で水準が異なるものについて、市による改善が可能なところについては、近隣市他府県の動向にもめを向けながらよりよい教育環境作りに尽力していただきたいと願います。
商業
①今後の日本遺産活用の観光PR施策
JR伊丹駅の観光物産ギャラリーには、日本酒の試飲機が登場し、「五感で味わう、清酒発祥の地いたみの酒~伊丹酒の利き酒機」をキャッチフレーズに、多くの方々が伊丹のお酒を味わっておられます。また、市内各所に日本遺産をPRするのぼりが設置され、特にJR伊丹駅からイオンモール伊丹に続くペデストリアンデッキに立ち並ぶのぼりが圧巻で、伊丹大使の花村想太さんの横断幕などを見に来られていたファン層の方にも、想太くんの伊丹は日本酒が有名らしい。SNSで投稿されるなど、その効果は一定あったものと感じております。
令和2年6月の日本遺産認定以降、3年間は文化庁からの補助を活用し、これまで「認知度向上および観光客誘致」に向けた取組が、令和5年度以降は補助金がなくなる中の継続となります。予算の範囲における継続したPRについて、以前には、当局より、「今年度実施のマーケティング調査の結果を踏まえ、今年度下期、さらには令和5年度以降も継続して取り組んでいく」との答弁もありました。今後の日本遺産のさらなる「認知度向上および観光客誘致」に向けた施策展開をどのように考えているか、当局の見解をお伺いします。
地域
②NPO・ボランティア団体一覧への寄付先記載
地域のため、社会のためにがんばってくださっている団体に向けて、その社会的意義や、地域貢献の意図が見えておらず、いざお話を聞いてみると応援したくなる、活動に参画したときにその深い想いをお聞かせいただくことがある、とのことでした。
他地域における事例はありませんが、本市で一覧を作成中ですので、貢献の部分についてもご提示をいただき、寄付先の候補に入りやすい仕組みを作られてみてはいかがでしょうか。当局の見解をお伺いします。
SNSでの支援呼びかけや市民まちづくりプラザでの交流会での案内など、広く市内外の支援者に届く情報発信に取り組んで参ります。
国では、内閣府によるNPO法人情報登録のシステムがあり、全国の登録は1257件、兵庫県登録は25件、伊丹市での登録は1件で、日本レスキュー協会のみとなっております。
こちらの政令市ないし県の認定を受けますと、寄付を受ける側もする側も寄付控除が受けられる利点もあります。今市内にある、334の登録団体も足腰の強い永続的な活動により 認定取得ができる団体も出てきたらうれしく思います。
地域
③市立伊丹ミュージアムのオンライン展開
昨年度、議会にて提案させていただき、博物館における、「おうちミュージアム」参画を伊丹市においても進めて頂き、オンラインからも伊丹市博物館へアクセスをいただける仕様にしていただきました。
今年度、4月22日に開館いたしました、市立伊丹ミュージアムは、初年度は美術館の企画展に力を入れて頂いており、がまくんとかえるくんや、ヨシタケシンスケ展かもしれない、も全国的に反響が大きく、夏休み後半の8月末には予約がとれないほどの大盛況でございました。
今後の美術館展示においては、オンラインでの見せ方も考えていただくことで、実際の現地への誘導にも繋がっていくと更なる活性が期待できると思いますが、市立伊丹ミュージアムにおける「おうちミュージアム」参画やオンライン化について、当局の見解をお聞かせください。
教育
④読書推進NDC
伊丹市の読書推進について、学校図書館における冊数も十分であり、その活用を検討する時期に入っていると、予算決算の委員会でもご答弁をいただいておりました。視野を広げるための読書推進、そのための充実した学校図書館の活用において、本の分類であるNDCを利用して幅広いテーマに触れることができればと考えております。
NDCとは、日本十進分類法のことで、図書館における本のナンバリングに使われています。0の総記・1哲学に続き、歴史、社会科学、自然科学、技術、産業、芸術、言語、そして9の文学までございまして、3けたの数字で各本の住所を決めて図書館に配置するためのものです。
2019年、市内の小学校図書館に視察に出向かせて頂いた時、かいけつゾロリやスポーツの本はたくさん手に取っていただいているのが分かり、反対にNDC分類3の政治社会経済分野の本は綺麗に保管されているのみ、など、その利用に差異があることは明白でございました。学校図書について、近隣市よりも大きな投資を行なってきた伊丹市において、その資源が十分に整った今、NDCを用いた活用検討について、当局の見解をお聞かせください。
市内施設と各校一体となった取組みについては、当局の見解はいかがでしょうか。
本は、秘密結社として、自分だけの世界が作れる楽しい時間を作る一つと考えてもらえるような、明るい読書習慣の推進を、今後も進めていただきたいです。
また、国立小学校では、読書の時間にこどもたちが手にしている本のほとんどは、漫画です。
学研のひみつシリーズや、学習漫画、人気のサバイバルシリーズなど、漫画にしてでも伝えたい内容、知ってほしい知識が詰め込まれており、本が苦手な子の最初のキッカケとして有用と考えますので、検討いただければと思います。